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瞬間接写

「革下駄カスタム」

水谷です。

もっとも革下駄が活躍するシーズンを過ぎたからか、ここ数ヶ月修理で帰ってくる革下駄が多かったです。

 

ありがたい事に沢山履いて頂いてるようで、味のある表情のものばかりでした。
いろいろな場所を歩いてきた底回りはだいぶ磨り減っていて、中にはよくぞここまで履いてくれたと思うほどに底材が薄くなっているものもあります。

 

修理の内容のほとんどは底回り全体(オールソール)の依頼。
しっかり修繕して、本体の味はそのままにまた長く付き合って頂けるように仕上げてます。
オールソールはただ底材が新しくなるだけではなく、ソールが磨り減る事で起こる本体の歪みの修正や、同時に鼻緒の伸びも調整して、まるで新品の様な履き心地にできる事が最大のメリットです。

 

そんな中で珍しいカスタムのご依頼。
・本体の爪先部分にエンボス加工のような、なるべく滑らない様に出来ないかとの依頼で、工房で出来る範囲の加工をさせてもらいました。
・本体と底材との段差をなるべく無くす。
・本体と一体の鼻緒部分に革を縫い付ける仕様。
というもので、今までの革下駄に無い姿に産まれ変わりました。

一発勝負なので緊張感ありましたが、いくつも勉強させていただきました。
この経験を次に繋げていければと思っています。

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